里帰りなし。近隣実家なし。第二子出産記録。
出産から時間が経ってしまいましたが、記録として残しておきたかったので、出産レポ書きます。
ママの視点から、パパにしてほしかったことも記載していますので、ぜひ参考にしてください!
大きめ赤ちゃん、里帰りなし、上の子の経験がすべての基準
大きめ赤ちゃん
妊娠経過はいたって順調だったものの、私のお腹はどうも赤ちゃんが育ちやすい環境のよう。
上の娘の出産体重は3500越え、息子も産まれる直前は3500とかでかなりびびってました。
ちなみにわたしもパパも平均的な身長ですし、どちらかといえば華奢な方です。
1日もはやく出てきてほしくて、運動や骨盤を鍛えるヨガとかに行ったりして、陣痛が来るのを待っていました。
里帰りなし
娘の保育園に休ませたくなかったのが一番の理由ですが、その他にも色々理由はありましたが、里帰りはせず今の家の近くで出産をする事に決めました。
産前はどうにかなると思っても、産後直後は絶対無理!と思っていたので、あらかじめ実家から母に来てもらうようにお願いしていました。
でもいつ陣痛が来るかわからないし、母も急に仕事が休めるかわからなかったので、非常に不安でした。
今思えば、産後ケアの施設とかヘルパーさんとかもっと調べておくべきだった。
不安な中、あまり準備せず出産の日を迎えました。
基準は全部「上の子の時の経験」
上の娘も大きかったわりに予定日を過ぎて産まれたこともあり、まだ予定日までは大丈夫だろうと思って普通に生活していました。
前日には娘を習い事に連れて行ったり、普通に買い物してました。
でも前駆陣痛はちょいちょいあって、間隔はバラバラだし上の子の時より全然痛くなかったし、運動もしていませんでした。
でもなぜか基準は全部「上の子の時」になっていました。
陣痛が来た!
前々日のお散歩が効果大
陣痛がくる前々日の昼間に、友人とランチや安産祈願に行ってからかなりの距離をお散歩しました。
なんか体調が良くって、この日は確か15000歩ぐらい歩いたと思います。
その夜(前日)22時ぐらいから結構痛いなあ、病院へ電話しようかなあと思うくらいの前駆陣痛がありました。
上の娘の時も予定日ちょうどの日に前駆陣痛があって、病院へ行ったけど朝方に陣痛が遠のいてしまうというはずかしい経験をしたので、「いや、まだこれは違う」と思って絶えていました。
隣で寝ていたパパはそわそわしまくっていましたが、私の予想は当たり朝方には陣痛は遠のいて行きました。
陣通開始〜分娩まで
翌日、夜の痛みがウソかのように何もなく、完全に油断していました。
夜22時半ぐらいから、「お、また痛いかも?」と思うくらいの痛み。
念のため陣痛アプリでカウントを開始しました。
6分だったり9分だったり10分以内ではあるけど、バッラバラ。
まだ違うな、と判断して眠りにつきました。
しかし、23時半ごろなぜか「ウンチしたい!」と思って目ざめました。
でもトイレに座るも何も出ず・・、とりあえず日付が変わるまで我慢する事にしました。
眠る娘を車に乗せて、パパの車で病院へ
日付変わった直後に病院へ電話!
念のため「上の子連れていったらダメですよね・・」と確認したけど、やっぱりダメでした。。
なので、眠っている娘をチャイルドシートに乗せて、パパの運転で病院へ向かいました。
助産師さんが玄関で出迎えてくれ、パパとはバイバイして、部屋の中へ。
NSTつけられて内診。
子宮口3センチ。確実に陣痛は来ているとのことで、手首に点滴の管を刺されました。地味に痛い。。
お腹の痛みはというと、まだぜんぜん耐えられるレベル。生理痛よりちょっと痛いかな?ぐらい。
母や家族にラインする元気もあったし、Twitterを見たりしていました。
破水
夜中2時半ごろ、破水しました。
よく「パン」って音が聴こえた!とか言う人がいるけど、いたって静かに破水しました。笑
よし、ここから痛くなるぞー頑張るぞー。絶対健康に産んであげるからね、ってお腹の子に話しかけていました。
ひとりぼっちで陣痛に耐える
夜中3時ぐらい、だんだん痛くなって来ました。
ひとりで病院に来たことを激しく後悔しました。
パパとの約束では、保育園開園時刻の朝7時15分に娘を預けて即病院にきてもらう事になっていました。
助産師さん曰く、「うーん、それまでに産まれるんじゃない?」とのこと。
早く朝になってパパ来てーって気持ちと、早く痛いの終わりたい産まれてーって気持ちが交互に来ていました。
この時点で子宮口5センチ。まだ冷静。ギリまだ耐えらえる。
看護学生とその先生に助けられる
4時半ごろ、だんだん陣痛が強くなってきて、痛みから結構大量に吐き戻してしましました。
だれかに背中をさすってもらいたいレベルだったけど、でも夜勤の助産師さんは2人だけだし、もう1人産気付いている人がいるっぽく忙しそう。
ちょいちょい助産師さん見にきてくれるけど、すぐ行ってしまう。。
そこで提案されたのが、「実習中の学生の子いるから、背中とお尻さすってもらう?」と。
もうまごの手も借りたい感じだったので「お願いします!」と即返答。
すぐに学生の子とその指導係の先生が部屋にきてくれました。
が、学生の子は後で聞いた話ですが出産に立ち会ったのは私で2人目らしく、ぜんぜん痛い所の的を得ていない。オロオロしている感じもあり、こちらも不安でした。
「もっと強くー!下ー!!」とか要求するけど、その間にどんどんお産が進んでいたみたいです。
見かねた指導係の先生が変わってお尻を押してくれたのですが、もう全部的確すぎて感激。
これも後から聞いた話ですが助産師歴30年のベテランさんでした。
一気に進んだお産
学生と指導係の先生がきてくれてから陣痛の波5回ぐらいきたところで、内診してもらいました。
するとなんと、子宮口全開!
いきむの我慢して、おしっこちびってたと思います。。笑
それからすぐに「分娩室行くよ!」となりました。この時確か5時30分ぐらい。
そこからもうあまり覚えていないけど、会陰をパチンって切ってもらって2回いきんだらするんと出てきてくれました。
パパ来るより、もうはやく股切ってー!出てきてーーーって助産師さんに叫んでました。
息子、誕生
大きめ赤ちゃん
やっぱり大きめでした。3673g。
顔はプクプクで大福みたいな顔でした。笑
大きめだったので、2人目だったけどやはり会陰切開は必要だったらしく、外側だけじゃなく内側の方まで切れてしまいました。
出てきてすぐに先生におしっこを飛ばし、優しそうな声で泣いてくれたので一安心。
朝6時前に無事出てきてくれたので、本当に痛くて我慢できなかったのは1時間半ぐらいでした。
わたしをあまり苦しめずに出てきてくれた息子に感謝し、息子が通りやすいように3年前に道を作ってくれた娘にもこの時なぜかとても感謝しました。
足がガクガクでやばい
お股や腰回りの痛みはそこまで酷くなく、それよりも今回は足でした。
股を縫われている時から足がガクガクし始め、だれかに手で温めてもらわないとどうしようもない状態になっていました。
助産師さんが分娩室から部屋に移ってからも足をさすったり温めてくれたりしていましたが、いっこうにガクガク治らず。
結局2時間ぐらいガクガクのままでした。
そのあと退院するまでの間、足がつった後みたいな状態になっていました。
がんばってきみすぎたかな・・。
後陣痛。産後は第二子の方が辛い
出産自体は上の子より格段に楽でした!上の子の時は24時間かかったので・・。
助産師さんにもまあ安産だったと思うよ!と言ってもらえました。
産後の後陣痛は2人目の方がしんどいって聞いていたのですが、産後すぐにはきませんでした。
わたしは後陣痛ないのか、楽だな〜と思っていたら、ちゃんときました。二日目に。
お腹と腰が交互に痛くなり、パパにさすってもらわないとしんどかったです。
本当にプチ陣痛みたいだった。
一番の後悔は分娩時にコンタクトをしていなかったこと
残念なことに分娩中にコンタクトをしていなかったので、はっきりと最初に産まれた直後の顔は見れませんでした。
上の子の時に一番後悔したのは、分娩時にコンタクトをしていなかったことでした。
今回は絶対コンタクトして分娩室いくぞ!と思って用意していたのですが、そんな余裕は微塵もありませんでした。
パパがいてくれたらフォローしてくれたかもしれない、ととても後悔しました。
パパさん達にお願い
必ず出産には立合ってください
本当にこれだけはお願いしたいです。
分娩室に入らなくてもいいから、直前までママの手をにぎったり腰をさすったり、なにかお話するだけでいいから近くにいてあげてください。
わたしも2人目とはいえ、無事に産めるかどうか不安で不安で仕方がありませんでした。
産後2日目の昼食の時に、実家から駆けつけてくれた母の前で、無事に産めた安心感でポロポロ号泣してしましました。
比較的妊娠経過も順調で、安産だったわたしですらこんな気持ちになります。
仕事の都合をつけるなり、上の子の預け先を探すなり、できる限りのことはしてママのそばにいれるようにしてあげてください。
事前準備・陣痛が来た時のシュミレーションを一緒にやっておく。
近隣実家なし、上の子がいるといううちの家庭の場合は特にですが、この時間に陣痛がきたらどうするのか?をもっとシュミレーションしておくべきでした。
私の場合、昼間に陣痛がきたら保育園に上の子を預けて、パパには仕事を切り上げてきてもらえばよかったのですが、夜中に来た場合だけどうしてもひとりでの出産になるなあと思っていました。
転勤族のため、近くに頼めそうな友人もおらずとても困りました。
パパのお姉さんが少し遠いけれど近隣にいるので、あらかじめ陣痛がきたときは頼んでおくべきでした。
もしくはそもそも子供も入っても大丈夫な病院を選ぶべきでした。
各家庭で事情はいろいろあると思いますので、そこはしっかり2人で話し合って万全の状態で出産に挑んでいただきたいです。
出産時の恨みは、一生とよく言いますよ。
わたしもこの時ひとりで産んだことを後悔しましたし、何も考えてくれていなかったパパのこと少し嫌いになりました。笑
パパはいても意味がないと思う方もいると思いますが、出産時に痛みに耐える姿を見るだけでも大変さがわかりますし、なによりママの安心感がちがいます。
産後は赤ちゃんよりママのケアを
赤ちゃんと初対面したときのパパの第一声は「ちっこいなー!かわええなー!」でした。
上の子を連れていたのもありますが、私に対する「お疲れ様」や「大丈夫?」の言葉はありませんでした。
まず赤ちゃんよりもママに声をかけてあげてください。なんでもいいです。
おばあちゃんや他の人たちはみんな赤ちゃんがかわいいってなって当たり前です。実際かわいいので。
ママのことを気遣ってくれるのは、誰もいません。
わたしの友人の話ですが、家族や親戚総出で産後病院に駆けつけてくれた時、みんな赤ちゃんのところにいく中、パパさんだけはママのところにいって「お疲れ様、体大丈夫?」って声かけてくれたそうです。
その時友人は、パパさんとの子供を「ああ、産んでよかったなあ」と心から思ったそうです。
そんなうちのパパも退院する日、小さい花束を買って来てくれ「産んでくれてありがとう」って言ってくれました。
それだけでしばらくは、出産に立ち会わなかったことを許してあげようかな、という気になりました。
何はともあれ、出産は一大イベントです。
どうしてもママの負担が多くなると思いますが、イクメンを目指すパパさんは、この出産時の頑張りからが育児の始まりです。
わたしのささやかなアドバイスを参考にいただければ幸いです。
これから赤ちゃんを迎えるプレママさん、プレパパさん、がんばってください!!