イクメンになりたいパパたちへ

2児の子育て中ワーママのワンオペ育児記録

ワンオペ育児の末路。わたしと母の経験談。

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ワンオペ育児家庭のパパは子供に嫌われがち?将来こんなふうになる経験談

 

仕事で朝が早く帰りも遅いパパは、一日中子供と顔をあわせなかったと言う日が多いのでは?

そんな家庭はどうしてもママのワンオペ育児になりがち。

わたしの今の状況も、わたしが育った環境も同じような感じでした。

ワンオペ育児でわたしを育てた母の経験と絶賛ワンオペ育児中のわたしが、大人になって父に対して思うことをまとめてみました。

 

ワーママ、ワンオペ育児中のわたしの環境

平日はほぼワンオペ

我が家のパパは、仕事は土日が休みです。

平日はだいたい朝7時前後に家を出て、夜早ければ20時ぐらい、平均21時前後に帰って来ます。(もちろんもっと遅い日もあります)

そんなに長時間何をしてるんだろう、、と思うことがありますが、仕事の内容は詳しく知らなので、できるだけ文句言わないようにしています。

なので、わたしは娘が生まれてからは以前のように働くことができず、時短勤務ですし、キャリアも子供たちが小さいうちはしばらく諦めようと思っています。

そして娘が産まれてからずっとですが、保育園の送迎、ご飯の支度、お風呂、寝かしつけなど育児・家事と呼ばれることは95%ぐらいわたしがやっています。

こんな状態なので、平日に子供達がパパに会える確率は極めて低いのです。

土日も仕事はお休みですが、緊急事態が発生すると電話が鳴り、在宅勤務でパソコンを開いて仕事をすることも時々あります。

土日は子供と遊ぶのではなく、疲れた自分をリセットする日。

そんな毎日長時間働いているパパなので、土日はもちろん疲れているので、よく寝ます。

わたしより先に起きることはまずないですし、子供たちが早朝に起きても起こされるのはわたしです。

わたしも下の子の夜間授乳で睡眠時間毎日短いのに・・土日ぐらいちょっとゆっくり寝かせてほしい・・と言ったことはありますが、いまだにゆっくり寝かせてもらう日は実現していません。

あとはよくマッサージにいきます。

ジムも契約しているので、運動すればスッキリするのになあともいますが、意思が弱いのか、月に3回ぐらいしか行けていません。

ジム通いはもはやもったいなさすぎるので、もう辞めてもらう予定です。

ただ寝転がって気持ちいい思いができるマッサージの方が彼に合っているらしく、2週間に1回は行っていると思います。

わたしは授乳とか子供のだっこで慢性的に肩こりひどいのに・・と毎回思ってしまいます。

すでに3歳の娘は、ママしか嫌病を発症中

なかなかパパに会えないからか、3歳の娘はすでに「パパ嫌い!」とはっきり口に出す時もあります。

たまにパパが早く帰ってきて「お風呂一緒に入ろう!」と言われても「いや!!!ママと入る!!」と言って断られています。

そんな娘なので、お風呂や寝かしつけはもちろん、一緒にパズルをするのもママしか嫌、お茶を入れてくるのもママしか嫌、の状態になってしまってとても困っています。

最近はよく、「ママが1番好き、2番は◯◯くん(弟の名前)、3番パパ!」と言っています。

将来が思いやられます。。

 

専業主婦だったわたしの母の体験談

休みの日は昼まで寝ている

わたしの母の旦那さん(わたしの父)は、休みの日はいつも昼まで寝ている人でした。

わたしは一緒に近所の公園に連れて行ってもらった記憶もないですし、毎週土日はわたしと妹を母が一人で連近所の公園に連れて行っていたそうです。

いつも一緒に遊んでいた近所の人たちは、土日はお出かけをするので公園にはいなくて、当時は母曰く「わたしはこの辺りで一番不幸なママだ・・」と思っていたそうです。

そんなに父は激務だったのかなあと思いますが、後から母に聞けば、何度も転職をしていて仕事はうまくいっていなかったとのこと。

そんな風に育ったわたしたち姉妹は、学校や友達の話は父にはせず、いつも母に聞いてもらっていました。

食事は2時間かけて、野球中継を見ながら

父は平日は比較的早く帰ってきていましたが、毎日野球中継のテレビを見ながら食事をしていました。

ビールやお酒を飲みながらちびちび2時間ぐらいは食べていたと思います。

その間に私たち姉妹はお風呂に入ったり、20時半ぐらいには寝ていたので、父と遊ぶことはほとんどなかったです。

父にとって仕事が終わった後の時間は、子供と遊ぶ時間ではなく、自分の時間だったのだと思います。

しかも余談ですが、嫌いなものはお箸でお皿ごと避けて、「これテンション下がる」とか普通に言っていたそうです。

母は働いておらず父のお金で生活していたので、文句も言えなかったようです。

もしわたしがこんなことされたら、即離婚です。笑

この状況を振り返ると、わたしの今の環境も辛いけれど、母の方が辛い思いをしてたんじゃないかなあと思います。

母は時代の違いもあるけどね、と言っていますが。

 

そんな父と母を見て思うこと

子供たちが大人になってからの熟年離婚

そんな父と母は、わたしが20歳の時に別居をはじめ、23歳の時に離婚しました。

原因は色々あったと思いますが、結果的に母が家を出た形でした。

わたしが19歳で一人暮らしを始めて家を出たのでさらに状況は悪化したらしく、1年だけ一人暮らしをした後わたしは母と近くにマンションを借りることにして引っ越しました。

その後、妹の就職が決まった時点で両親は正式に離婚したのです。

子供たちが大人になるまで・・とがんばって20年近くも耐えていた母、本当にすごいと思います。

母と妹とは仲良し。父は仲間外れ?

アラサーになったわたしたち姉妹と母は、今でもとっても仲良しです。

父を除いた3人のグループラインがあり、ことあるごとにしょうもないことを報告しあっています。

子供の可愛い写真が撮れたとか、今日はこんなおしゃれなカフェに行ったとか、これ買った〜とか。

わたしは何か買うときいつもセンスの良い二人に写真を送っては意見を求めたりしています。

妹の方がよく父と連絡をとっているらしく、時々、父からこんなメールきたーとか面白半分で報告してきたりもします。

父より母の方が断然頼りになる。

こんな家庭で育ったわたしと妹は、父のことは嫌いではないものの、好きではないです。

レベル感でいうと、母の誕生日プレゼントはちゃんとあげるけど父はメールだけ、ぐらいの感じです。笑

やっぱり苦労して育ててくれた母の方が尊敬していますし、特に子供を産んでからの母の貢献具合は月とすっぽんレベルです。

自分のいろんなことを母は知っているけど、父は知らないことが多いと思います。

特に父にいちいち報告したいとも思いません。

たまに地元に帰っても、母の家に泊まりますし、父のところには連絡もせず行かないこともあります。

長年のワンオペ育児のツケは、これぐらいの差はでちゃうのです。

わたしは自分の経験を励みに、将来娘と息子はわたしに頼ってきてくれるようになるのかなあと思いながら、いま辛いワンオペ育児に耐えているのです。

 

 

いかがでしたか?

こんな思いをする子供にならないように、いまからでも遅くないので、子供達の信頼を得られるよう世の中のパパさんがんばってくださいね!